【予算1万円】杉ムクボードを使ったダイニングテーブルの作り方【DIY】

ダイニングテーブルDIY

ムクボード(杉集成材)を使ってダイニングテーブルをDIYで制作しました。

テーブルが手狭になりました…

IKEAのテーブル
IKEAのダイニングテーブル 長いことお世話になりました。

子ども達がベビーチェアに座ってテーブルでご飯を食べるようになって、ダイニングテーブルが手狭になってきました。
これまで使っていたのはIKEAのJOKKMOKK(https://www.ikea.com/jp/ja/p/jokkmokk-table-and-4-chairs-antique-stain-60365803/)というコンパクトで超リーズナブルなダイニングテーブルで、天板の大きさは1180mm×740mmでした。
嫁と2人でちょうどいい大きさだったなーと思います。

コンセプト

大きくて、お洒落で、安いをコンセプトにしました。

大きさ
大人2人、幼児3人なので、1600mm×750mmぐらいの天板があったらいいなーと話していたのですが、ホームセンターで見つけた杉の集成材「ムクボード」の規格そのままの1820mm×910mmで作ることにしました。
子ども達が手を伸ばしても熱いもの(大人の味噌汁とか)に手が届きにくいように大きめにしました。

サイズ感の確認
IKEAのテーブルに天板を載せて、サイズ感の確認中

お洒落
ちょうどアイアン脚のテーブルが流行ってた頃だったので、木目を生かした天板×ブラックのスクエア脚にしました。
既製品のアイアン脚でもよかったのですが、微妙な高さ調整とコスト削減のために、桧の角材で作ることにしました。
結構手間なので、時間が無い方は既製品を購入することをおススメします。

安い
嫁から「予算2万円ぐらいで~」と指令がでたので、1万円以内を目指すことにしました。

用意したもの

材料
天板 ムクボード(杉集成材)1820mm×910mm×24mm 1枚
 近所のホームセンター コーナンPROで買いました。4000円位
 重いですけど、何枚か見て自分の気に入った木目のものを選ぶと良いと思います。

脚 桧の角材 3000mm×60mm×60mm 2本
 同じくコーナンPROで買いました。1本 1000円位
 なるべく曲がりの少ない材を選ぶと良いと思います。

金具 直角に折れ曲がったやつ アングルみたいなの 8枚
 コーナンPROで 1枚300円位
鬼目ナット、コーススレッド等 全部で1000円位
水性ウレタンニス艶消しクリア 1500円位
ラッカースプレー 艶消しブラック 家にあった
キズ防止用のフェルト 100均(セリア)110円

道具など
丸のこ
メジャー
インパクトドライバー又はドリルドライバー
ドリル
六角レンチ
サンドペーパー#240 とサンドペーパー用のブロック(端材で代用可)
ハケ (ニスで塗装する用、70mmぐらいの安いやつで十分)

作り方

スクエア脚の作り方
出来上がりの天板高さを735mmに設定したので、脚の高さは
735(全体高さ)-24(天板厚み)-1(キズ防止フェルト)=710(脚の高さ)
になりました。これを4本用意します。

天板の縁から100mmのところに脚を取り付けることにしたので、スクエア脚の短いほうは、590mmになりました。
910(天板の幅)-100×2(取付位置)-60×2(角材の幅)=590(脚の幅)
これも4本用意します。

 余った角材で歯ブラシスタンドを作りました。
     参考:【簡単DIY】桧の角材で歯ブラシスタンドを作る【歯ブラシ10本】

切り出した角材を長めのコーススレッド(120mmぐらい)で四角く組み立てます。

スクエア脚
切り出した角材を長めのコーススレッドで四角く組み立てます。

桧は硬いのでこれまで使っていたマキタの10.8Vドリルドライバーでは歯が立ちませんでした…。
悔しかったので後日、マキタのインパクトドライバーを買いました。

私は中古のマキタTD137Dを買いましたが、オススメは18VのTD171Dです。
   参考:【DIY】インパクトドライバー マキタ TD137D の分解修理

組み立てたら、ペーパー掛けをして角を落としておきます。
3歳の三男坊が手伝ってくれました。

ペーパー掛け
自分がぶつかっても痛くないように入念に角を落としております。

目立たないところなので手を抜いて、余りもののラッカースプレー(艶消しブラック)で塗装しておきます。クオリティにこだわる場合はアイアンペイント等で塗ると質感が良くなると思います。

脚の取り付け
天板の塗装等は脚が付いてたほうがやりやすいので、先に脚を取り付けました。
L字の金具を使って、天板側6ヵ所を鬼目ナット(Dタイプ)と短いコーススレッドを併用し、脚側3ヵ所は50mmのコーススレッドを使用して取り付けました。
鬼目ナットは8.5mmの下穴をあけて六角レンチでねじ込みます。

    参考:【解説】鬼目ナット(オニメナット、インサートナット)の使い方

脚の取付け
鬼目ナット+ボルトとコーススレッドを併用して取り付け

天板の仕上げ
天板も、子ども達がぶつかって怪我しないようにサンドペーパーで角を落とします。
死節でへこみがある場合はパテで埋めましょう。
丸のこの切り屑を木工用ボンドで練って詰めて固めても良いと思います。
パテが固まったら削って、周りと違和感がないように適当に色を塗っておきます。

直径10mmぐらいの死節 拡大すると違和感ありますが、離れて見るとこんな感じでも目立ちません。

子ども達が食べこぼすことは目に見えているので、定番のワトコオイルブライワックス、蜜蠟等のナチュラル系の仕上げはやめにして、水分を弾いて手入れがラクな水性ウレタンニス(艶消しクリア)で仕上げることにしました。
無垢材の乾燥による割れを防ぐ意味もあります。

天板仕上げ
水性ウレタンニスを塗るとしっとりした感じになりました。

ニスは乾きやすいので何度も繰り返し塗らずに、幅広めのハケでササっと塗りましょう。
二度塗りが大事です。一回塗った後に、表面をサンドペーパー#240で軽く削ってから二度塗りすると表面がツルツルに仕上がります。

ダイニングテーブル
いい感じに仕上がりました。

メリット・デメリット

メリット
・DIYした感がある
 割と簡単に作れますが、毎日使うものだし、モノが大きいのでDIYの達成感があります。
・なんといても大きい
 触ってほしくないものは、遠くに置くことができるので親のイライラは減りました
・安かった
 目標どおり約1万円で出来ました。

デメリット
・傷がつきやすい
 杉は軟らかい木なので、子ども達がスプーンやお皿でガンガンやっちゃった跡が残ってます(笑)
 諦めましょう。
・スクエア脚は掃除がめんどくさい
 そのうち改造します。

我が家はダイニングテーブルを作ってみて大満足でした。
この記事がこれからダイニングテーブルを作ってみようという方の参考になれば嬉しいです。

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