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嫁からシステムキッチンの引出しがガタつくと相談がありました。
ネジが緩んでグラグラになってしまった引出しを分解して修理したので紹介します。
どこが壊れてるの?
まずはよく観察してみましょう。
なんか、ズレてますね…。
引出しの前板を固定している金具が緩んでガタガタになってました。
引出しの中身を出して前板を外してみると、ネジ穴が割れていたり、穴が大きくなってネジが効かなくなっていたりしました。
用意したもの
ネジ 板の厚みが15mmなので、12mmの木ネジを用意しました。
L字金具 下の画像のとおり、2種類のL字金具を用意しました。
接着剤 ネジ穴を再生するためにエポキシ系のボンド(コニシ クイック5)を用意しました。
修理
ネジ穴の再生
まずはガバガバになってしまったネジ穴の再生です。
接着剤クイック5は2液式なので、しっかりと混ぜてから、爪楊枝でネジ穴にたっぷりと入れます。
そしてそのまま元あったネジを差し込みます。
これは取れてしまっていたパイプの受けです。5分ほどで固まりました。
その他のネジ穴にも接着剤を流し込んだら仮組みします。
補強金具の追加
ネジ穴に接着剤入れたことでかなりしっかり留まっていますが、重い鍋が入る引出しなので念のため金具で補強します。
裏側の見えないところにL字金具を追加します。
実はこの位置、ネジの下穴あけたり、ネジを留めにくいので、位置決めしたら、もう一度分解します。
ドリルで下穴をあける際には、板の厚みを意識して深く掘らないように気を付けましょう。
表側に貫通すると取り返しがつかなくなります。
引出しの内側にも、L字金具で補強を追加しました。
これだけガッチリ留まってればもう安心です。
まとめ
重い鍋をたくさん引出しに入れたのが原因かどうかわかりませんが、引出しがガタガタになっていました。
毎日使うものなので、安心して使えるようしっかりと補強しておきました。
でも元々の素材が弱すぎる気がします。クリ○ップさんにはぜひ改善していただきたいですね。
この記事が誰かの参考になれば嬉しいです。
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