【車DIY】車にシートヒーターを後付けする3つの方法

シートヒータースイッチDIY

冷え性の方や、妊婦さん、暖房で肌の乾燥が気になる方、腰痛の方にオススメのシートヒーターを安くDIYで後付する方法を解説します。

AmazonFlexなどの軽貨物ドライバーの方にもオススメですよ。

 こちらもご参考に→【車DIY】シートヒーターはこんな方に!おすすめする5つの理由

取り付け方法は3種類

1.クッションタイプのヒーターをそのままシートに乗せて固定する。

2.ヒーターパッドをシートの中に入れる純正加工タイプ。

3.ヒーターパッドをシートの上に乗せて、シートカバーを被せる。

それぞれメリット、デメリットについて解説していきます。

クッションタイプ

3種類の方法の中で一番お手軽にできます。置くだけですからね。

デメリットは、やっぱり目立つので格好悪い(個人の主観ですが…)ってことですかね。

あとはシートに敷物を置くとズレる感じがして座り心地に影響があります。

シガーソケットやUSBから電源を取るタイプが主流ですが、ほかのスマホ充電器などの他のアクセサリーを付けていた場合、タコ足配線になるのを防ぐためにシガーソケットを増設する必要があります。

この辺を考えて、我が家ではこのクッションタイプを採用していません。

純正加工タイプ


純正シートを取り外し、シートの表皮を外して、ヒーターパッドを取り付けるので、紹介した方法の中で一番手間がかかります。
その分、見た目は純正シートなので、全く違和感なく取り付けできます

シート本体の加工に加えて、スイッチの取り付け、電源の配線が必要になります。

コスト的にも一番安く済みます。

我が家の車は、全てこの方法で取り付けしました

シートカバータイプ

純正加工タイプよりも作業的には楽ですが、シートカバー分のコストがかかります

車種専用のシートカバーの質感はかなりいいので、シート表皮がすでに傷んでしまっている方は検討してみてもいいかもしれません。

すでにシートカバーを使っている方にもオススメの方法です。純正シートの表皮とシートカバーの間にヒーターパッドを仕込むやり方です。


純正加工タイプ同様、スイッチの取り付け、電源の配線が必要になります。

ちなみに、我が家の軽バン(クリッパー)は、年式が古くてシートカバーが廃番になってしまっていました…。

クリッパーバン(U71V)への取り付け方法

ここからは実際に取り付けた方法を解説します。ミニキャブも同じです。
ヒーターユニットはあらかじめ電気を流して、初期不良の確認をしておきましょう。

1.バッテリーのマイナスターミナルを外す。
バッテリーのマイナスターミナルを外した後に、シートベルトの警告ランプ用のコネクタを取り外しておきます。

2.シートを取り外す。
シートのロックを外して、エンジンカバーを開けると、シート裏にアクセスできます。
シートを固定しているナットを取り外せばシートを取り外すことができます。

3.背面と座面に分割する。

汚いシートでスミマセン

4.ヒーターパッドを仮合わせする。
特に座面側はおしりの位置に合わせるようにしましょう。
後ろ側にギリギリに設置しても、背面側で隠れてしまいます。

5.シート表皮を取り外す
座面側は、鉄板やパイプに白いプラスチックの部品で表皮が引っかけられているので、手を切らないように取り外します。

背面側は、下側にある黒いプラスチックの部品が噛み合っているので、取り外します。
ヒーターパッドが収まる範囲で十分です。全部取り外す必要はありません。

ここが難所ですが、コツをつかめば簡単です。
マイナスドライバーやクリップリムーバーを使いました。

6.ヒーターパッドを取り付ける。
仮合わせした位置に両面テープで固定します。
クリッパーバンは、真ん中あたりがマジックテープになっていて、シート表皮を固定するためにヒーターパッドに細長い穴をあけました。
網目状に熱線が入っているので穴をあけても問題ないと取説に書いてありました。(切ってもいい場所と切ってはダメな場所があります。端は切っちゃダメって書いてありました。)

シート表皮の白い横線がマジックテープ

7.シートを元に戻す。
逆の手順でシート表皮を取り付け、組み立てます。

いい機会なので、普段掃除できないシート下をきれいにしておきましょう
100円玉が出てきました(笑)

8.スイッチの位置を決める。
ダッシュパネルにステップドリルで穴をあけて取り付けました。
車に傷を残したくない方は、スイッチパネルなどの小さなパネルに取り付けることをおすすめします。

暖かさは強・弱の2段階で選べます。

8.配線する。
シートは前後にスライド、背面はリクライニングすることを考えて、シート下は少し余裕を持った長さにしておきます。(長すぎるとスライドレールに挟まれたりしそうなので程よく)

シート下から、センターコンソールの下を通って、ダッシュパネル裏へ通せば、配線はほとんど見えません。

電源はシガーソケットから取るのではなく、ヒューズボックスなどから新たに取るようにします
リヤワイパーなど、キーOFFにしたら電源OFFになって、万が一ヒューズが切れてもさほど影響がない電装品から電源を取ると良いです。

9.完成
エンジンをかけて、シートが暖かくなれば完成です。お疲れさまでした。

まとめ

シートヒーターってすぐに暖かくなるから最高ですよね。

結婚する前に乗ってた車に純正シートヒーターが付いていて、それ以来、我が家には手放せないアイテムになりました。

 こちらもご参考に→【車DIY】シートヒーターはこんな方に!おすすめする5つの理由

安価な割に満足度が高いので、中古車を買い替えるたびにシートヒーターをDIYで後付けしています。

この記事が、「シートヒーターを取り付けてみよう」と思っている方の参考になれば嬉しいです。

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