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以前DIYで製作したベビーゲートを撤去しました。ベビーゲートは壁にネジで固定してあったのでネジ穴が残ってしまいました。
壁紙と下地の石膏ボードに残ったネジ穴のコーキング剤を使った補修方法について説明します。
大きい穴の補修はこちら→【簡単DIY】壁(石こうボード)に空いた穴の補修方法【下地編】
巨大なベビーゲートを解体して撤去
三男が生まれる前に、10畳の部屋をプチリフォームして、部屋を真ん中で横に仕切る長さ3.5mの巨大なベビーゲートを製作しました。
製作した当時、新しく敷いたばかりのクッションフロアに傷をつけたくなかったので、床には固定せず、両側の壁に4本づつ、長めのコーススレッドで固定していました。
最近は使わなくなったので分解して撤去することにしました。
壁に残るネジ穴
当たり前ですが、作るときに比べて解体はあっという間です。
20分ぐらいでバラバラになりました。
太さ4mmほどのコーススレッドでガッチリ固定していたので壁に残ったネジ穴が目立ちます。
石膏ボード(プラスターボード)に壁紙を貼ってあるところ(下地に間柱があるところ)に固定していたので、触ると白い粉が落ちてきます。
キッチリ直すなら壁紙を剥がして、パテで埋めた後に壁紙の貼り直しなんでしょうけど、ネジ穴の為だけに一部屋全部壁紙貼りかえるのは現実的ではありません。
コーキング剤で目立たなくする
いきなりですが、補修後の写真です。
全然目立たなくなりましたね。
試しに嫁に「補修したところはどこでしょうクイズ」を出してみましたが、全然違うところを指さしていました(笑)
どんなコーキング剤を使ったの?
今回の補修で使用したコーキング剤は、ヤヨイ化学の「ジョイントコークA」のホワイトです。
主に壁紙の端等の剥離防止に使われる業務用のコーキング剤です。
歯磨き粉のチューブをデカくしたような入れ物に入っていてそのまま使えます。
500g入りなんですが、一般人は通常使い切らない量です。
業務用ですが、Amazonや楽天でも買えますし、ホームセンターでも壁紙売り場に置いてあります。
全部で40色、白に近い色でも、「オフホワイト」、「アイボリー」、「ニューベージュ」、「シャドーホワイト」等、何種類もあるので、自宅の壁紙の色に近い色を選ぶと良いと思います。
似たような商品に、セメダインの「かべシール」があります。
どちらも500円ぐらいで買えます。
補修のポイントは
補修のポイントについて解説します。
コーキング剤を使う前にやっておくことがあります。
ネジ穴の周りの盛り上がった部分を爪などで押して潰しておきます。
周りの壁紙より出っ張っているところがなくなるようにします。
これをやるだけで仕上がりの見栄えが全然違ってきます。
コーキング剤を適量(米粒ぐらいの大きさ)指にとり、穴に押し込む感じで塗ります。
次に、ごく少量のコーキング剤で表面をなぞるように塗って馴染ませます。
出っ張り部分を潰しておかないとコーキング剤を塗ったところが周りよりも膨らんでしまいます。
はみ出したところは濡らした雑巾でやさしく拭いてあげましょう。
コーキング剤は固まるまで3時間ほどかかるので、失敗しても濡らした雑巾で拭けばやり直し可能です。壁紙の凸凹した模様となじむように爪楊枝などを使ってもよいと思います。
塗り終わったら、1mほど離れたところから見て違和感がなければOKです。
おまけ
さきほどの「補修したところはどこでしょう」クイズの解答です。
赤い丸で囲んだところが今回補修を行った箇所です。
壁紙が古くなって少し黒く汚れているのに対して、ホワイトのコーキング剤で補修したのでやや色の違いがありますが、さほど違和感はありません。
今回はベビーゲートの固定していたネジ穴だったので穴も大きめで数も多かったのですが、エアコンのリモコンや掛け時計などのネジ穴は、どこのご家庭にもあるかと思います。
そのままにしておくと目立つのでこの機会にDIYで補修してみてはいかがでしょうか。
大きい穴の補修はこちら→【簡単DIY】壁(石こうボード)に空いた穴の補修方法【下地編】
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