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リビングと寝室(和室)の間にある引き戸を一枚取り外して柱を立て、クライミングウォールを設置しました。
ディアウォールやラブリコよりも安全な方法で、壁などに穴をあけずに設置しているので賃貸でも設置可能です。
賃貸だけどクライミングウォールを付けたい
2年ほど前ですが、前々から「一回作ってみたかった」っていうのもあって、リビングにクライミングウォールを設置する計画を立てました。
賃貸だったので壁などに穴をあけずに設置するには、どんな方法が良いか考えるのも楽しかったです。
取付けた感想
設置方法よりも先に感想を書いちゃいますが、元々取り付けたかったのもあって、大満足です。
2歳児は中段ぐらいまで簡単に登っちゃいます。
いきなり高くまで登られても困るので、上のほうは小さくて掴みにくいホールドをセッティングしました。
11か月の末っ子のつかまり立ちにもちょうど良かったみたいです。
子ども達が色を覚えるのにも役立ちました。
用意したもの(材料)
材料
・クライミング用ホールド 32個セット
・爪付ナット(Tナット) M10
・構造用合板 1820mm×910mm×12mm
一般的には厚さ18mm以上の合板が使われるようです。
我が家は子ども用ということで、厚さ12mmの針葉樹の構造用合板を使用しました。
・壁紙 2mぐらい(巾930mm)
ペンキ塗る代わりに使いました。
・SPF材 2×4 1650mm×2本 910mm×1本
構造用合板取付け用の柱
・杉角材 20mm×20mm×910mm 1本
引き戸のレール幅に合わせた角材。柱の外れ防止用。上側。
・MDF板 2mm×20mm×90mm 2枚
同じく柱の外れ防止用。下側。
・寸切りボルト M10×150mm 4本 M10ナット 8個 座金 8枚
柱を突っ張るためのボルト。数量は半分で良かったかも。
作り方-ホールド取付穴の割付(配置)
子どもの手足の可動範囲を考えて爪付ナット(Tナット)の下穴配置を20cm間隔にしました。
上下は、上側の端から20cm、40cm、60cm … という具合に20cm間隔で。
横は、端から20cmの位置から20cm間隔と、端から10cmの位置から20cm間隔を交互になるように、12mmの木工用ドリルで穴あけしました。これでちょうど32個になります。
作り方-爪付ナット(Tナット)の取付
下穴を開けたところに裏側から爪付ナットを当てて、表側から8mmの六角レンチでホールドを取付けます。そのまま締め込んでいくと、爪付ナットの爪が合板に食い込んで固定されます。
インパクトドライバーでやっちゃえば早いんですが、32個あるし、近所迷惑になりそうだったので手動で頑張りました。
作り方-壁紙の貼り付け
構造用合板は、元々、床とか壁の下地に使われることが多いので、表面に棘があったりザラザラしていたり、節穴(窪み)があったりします。
子供がケガしないように、今回は壁紙(クロス)を貼ることにしました。
左右、両サイドは壁紙を巻き込んで貼ってあります。
壁紙ののりが乾いたら、ホールド取付穴のところをカッターで切り抜いておきます。
作り方-安全に設置するために
子ども用でも結構な負荷がかかりそうなので、単純に上下に突っ張るだけのディアウォールやラブリコ等を使った設置方法は採用しないことにしました。
万が一外れてしまった場合に、全体が手前に倒れてきて子どもが挟まれてしまいます。
我が家はリビングの隣に和室があったので、引き戸を一枚取り外して柱を立てることにしました。
柱は上側にセットしたボルトのナット間を広げることで突っ張る仕組みにしました。
加工方法は別の記事として掲載しました。
参考 【賃貸DIY】ディアウォールやラブリコを使わない柱の立て方
柱が外れないように、上側は、20mm×20mmの角材をねじ止め、下側は2mm×20mmの薄板を木工用ボンドと釘で取付けて引き戸のレールに嵌るように加工をしています。
さらに、この縦横の柱にまたがるように、ホールド取付け用の構造用合板をねじ止めすることで、使用中に緩まないようにしています。
作り方-ホールド取付け
Amazonで買ったホールドには、小さくて掴みにくいものもセットに含まれていました。
子どもが楽しめるように下の方には足を載せやすいホールドを取付けました。
中段には手で掴みやすいホールドを配置しつつ、全体の色がバランスよくなるように、何度も付けたり外したりを繰り返します。
インパクトやドリルドライバーで使えるヘックスビットがあると作業効率がアップします。
まとめ
作っている最中から、子ども達は興味津々で大喜びだったので大満足です。
実は、もうこの物件からは引っ越してしまったので、我が家のクライミングウォールは進化しています。その記事は、また後ほどアップします。
この記事が「これからクライミングウォールを作ってみたいな」と思っている方の参考になれば幸いです。
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