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材料費2万円で嫁の実家のフローリングを張り替えました。
いろいろ検討した結果、重ね張りではなく、既存のフローリングを撤去してから、新しくフローリングを張ることにしました。(詳細は準備編で)
初めてのフローリング張り替えが、角とドア枠が多い「廊下」で難易度高めでしたが、なんとか完成しました。
その2は、既存フローリングの撤去編です。
その1張り替えの計画と、用意した材料と道具等の準備編
その3新しいフローリングの加工と張り付けの施工編
その4まとめ(失敗したところと補修、反省会)
作業の前に
既存のフローリング材は合板ですので、割れるとトゲトゲになります。
また、撤去後にはボンドと釘が残りますので、足に刺さらないように靴を履いて作業をします。
安全靴での作業が推奨されると思われますが、釘を踏まないよう注意を払ってスニーカーで作業しました。踏み抜き防止インソールもおススメです。
家の中で靴はいているのでなんか変な感じです。
巾木の取り外し
巾木と壁紙の間にカッターの刃を添わせて、壁紙の縁についているシーリングを切っておきます。
写真では、だいぶカッターナイフが寝ていますが、角に対して45度ぐらいで切ると良いです。
壁紙を傷つけないように、内張はがし(ピンク色のヘラ)やスクレーパーを差し込んで巾木を浮かせます。
インテリアバールは少し厚みがあるので、最初からは入りません。浮かせたところを、さらに広げるように使います。
壁紙を傷つけたり、石こうボードを崩したりしないように、CDを一枚挟んでおくとちょうどいいかんじでした。
巾木はフィニッシュネイルと両面テープで止まっていました。
取り外したら、邪魔にならないよう他の部屋に並べておきます。
どれがどこのだか判らなくならないように壁と巾木の裏にアルファベットを書いておきました。
切り込み
バールや平タガネを打ち込めるよう、フローリング材に丸のこで切り込みを入れていきます。
下地を切ってしまわないように刃の出具合は12mmに合わせておきます。
それと、釘を切って刃が傷むと勿体ないので、使い古しの刃に交換して作業しました。
フローリング材の撤去
切り込みを入れたら、平タガネを打ち込んでフローリング材を起こしていきます。
少し浮いたらバールやプライバーを突っ込んで、さらに持ち上げるようにします。
指を挟まないように注意しましょう。
ここを起点に、どんどん剥がしていきます。
下地にフローリング材がピッタリとくっついているので、タガネで隙間を作って、インテリアバールを差し込んで浮かせて、プライバーで奥のほうまで起こしていくイメージです。
大きいバールは、タガネの隙間には入っていかないし、プライバーより先端の角度がついてないため、あまり起こせない感じで、ほとんど出番がなかったです。
角でフローリングを切り欠いてあるところは、そのまま持ち上げると壁紙を傷つけるので、ウォーターポンププライヤーで10cmほど、むしり取りました。
画像の丸の箇所はドア枠の下にフローリング材があるので、ドア枠を壊さない程度にフローリング材を持ち上げて引っ付いているボンドをはがしつつ、手前に引き抜くイメージです。
下地の処理
フローリング材を剥がしたら、釘を抜きつつ、ボンドをスクレーパーで削り取っていきます。
この作業は延々と続きます。2時間半かかりました。
手が痛くなるので、力を掛けやすいスクレーパーを使うことをおススメします。
釘が釘抜きに引っかけられないときは
下の画像は曲がってしまった隠し釘を抜いているところですが、壁際の釘や、頭が飛んでしまった釘は釘抜きに引っかけることができません。
そんな時は、釘をプライヤーでしっかり挟んで、プライヤーを持ち上げるように力を掛ければ抜くことができます。
抜いた釘はマグネットトレーに入れておくと散らからず、片付けが楽です。
やっときれいになりました。
ここまでのまとめ
予想していたとおり、ここまでで結構時間を取られてしまいました。
しゃがんだ姿勢で延々と続いたボンド剥がしの作業でもうヘロヘロですが頑張ります。
それでは次回は、その3新しいフローリングの加工と張り付けの施工編です。
この記事が誰かの参考になれば嬉しいです。
ご意見、ご感想お待ちしております。
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