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一年ほど前になりますが、初めてのインパクトドライバーとして入手した マキタ TD137Dを分解して修理しました。部品の入手方法や使用感などをお伝えします。
インパクトドライバーを買おう
インパクトドライバーは何となく欲しいなーと思いつつ、打撃音がうるさいっていうイメージだけで買わずにいました。
10年以上前に買ったマキタの10.8V ドリルドライバーが超優秀で、ウッドデッキ作るのもこれで十分出来てたので、あまり必要性を感じていなかったって言うのが正直なところです。
ところがダイニングテーブルを作ったとき、硬い桧の角材に120mmのビスを打込めず、インパクトを買うことを決意しました。
参考→【簡単DIY】杉ムクボードを使ったダイニングテーブルの作り方
機種選定
どうせ買うなら良い道具が欲しいので、DIYモデルではなくプロ用のインパクトにしました。
マキタ TD137D バッテリー1個 充電器 ケース付を送料込 8000円で入手しました。
18Vに乗り換えた職人さん達のお下がりが中古市場に溢れているからか、かなり安かったです。
14.4Vですが、カタログ値では170Nm(18VのTD148Dは175Nm)と十分すぎるパワーがあります。
7年前のマキタのフラッグシップモデルで、3つの世界記録を更新したと書いてあります。
最短(全長119mm)、最強(最大締付けトルク)、最速(最大締付けスピード40%アップ)
車のホイールナットを簡単に緩めることができるパワーがあるので余裕でタイヤ交換が出来ました。
軸ブレを修理する
現場でハードに使われていただけあって、使用感がかなりありました。
また長めのビットを取り付けて回してみると、やや軸ブレが起きているようです。
清掃も兼ねて分解して各部の様子を見てみることにします。
展開図もネット上にあったので、用意しておくとわかりやすいと思います。
無ければ、メーカーや修理部品を扱っているホームセンターなどでも入手できます。
14,15のバンパーを取り外したら、本体裏側にあるネジを取り外してケースを開けます。
1,35,37番のカバー類は埃がすごかったので、そのままぬるま湯で丸洗いしてやりました。
3000円位で新品に交換することができますが、今回はかすれてしまったロゴを修正ペンでマーキングしてあげました。
ハンマーケースを分解するために、ビット取付け部にある10番のスナップリングを小さいマイナスドライバーで取り外しておきます。
30ミリと32ミリのソケットでハンマーケースを分解します。
ハンマーケースは逆ネジになっているので、時計回りに回して緩めてやります。
16番のハンマーケース本体に圧入されているニードルベアリングと、19番のアンビルに摩耗がありました。
部品は展開図を持って行って、ホームセンターのサービスカウンターで注文しました。入荷まで少し時間がかかるようなので気長に待ちます。3日後ぐらいに入荷の連絡がありました。
※送料はかかりますが、プロ工具専門通販サイト 貴楽(きらく) さんでも部品の入手ができます。
部品が届いたら、グリスをたっぷりと塗って、元どおり組付けたら完成です。
まとめ
ハンマーケースとアンビルを新品部品に交換することによって、新品に近い軸ブレ状態にすることができました。部品代も全部で3000円ぐらいだったと記憶しています。
現行モデルのTD172DやTD162Dでは軸ブレを無くすためにさらに改良がされ、ベアリングが追加されているようですのでそれと比べると多少は軸ブレしますが、あまり気になりません。
インパクトドライバーは、日々のDIYや車の整備などで大活躍しています。
参考→【車DIY】ボールジョイントのブーツを交換しよう【足回り整備】
もっと早く買っておけばよかったなー
この記事が誰かの参考になれば嬉しいです。
コメント
インスタのリンクより伺いました。私も調子が悪くなるととりあえず分解してみるタイプですが、これは真似できないと思いました!!ここまで分解修理できるのはすごいスキルだと思います!!参考になりました、ありがとうございます(^^)
ほろさん、コメントありがとうございます。
プロが使う道具は信頼性が一番なので、道具屋さんで修理されたほうが確実ですね!
参考にしていただけてうれしいです。
またブログ更新しますのでよろしくお願いします。